外来診療

禁煙治療

健康保険で治療が可能な禁煙治療のご案内

内科<予約制>にてご受診いただけます。お気軽にご相談ください。

  • ご予約の方を優先してご案内しております。
    ご予約なしでご来院の場合は、混雑状況により待ち時間が長くなることや、他院をご紹介させていただく場合があります。

ニコチン依存症はクリニックで治療できます

『タバコが体に悪いのは十分に理解しているし、できることならやめたいと思っている。でも・・・』
このように思ってはいても、なかなか禁煙に踏み切れないのではないでしょうか?
『禁煙中、イライラするって聞くし・・・』『宣言して禁煙できなかったらかっこ悪いなあ』
このような理由で禁煙をあきらめていた方に朗報です。

禁煙治療についての説明

12週間を1クールとして行うスタンダード・プログラムです。健康保険などを利用した場合、初診料+再診料、お薬代などあわせて1クール 20,000円()程度の費用負担になります。

※禁煙のみを目的に、自己負担を3割負担として仮定。他の疾患の治療と同時に行った場合など費用負担が変わる場合があります。

禁煙治療スケジュール


1. 初診時

初回診療の時に、診察・禁煙治療について説明・一酸化炭素濃度検査(※)・外用薬:貼付剤の処方を行います。

※一酸化炭素濃度検査とは?

一酸化炭素はタバコの煙に含まれる代表的な有害物質です。 機械に向かって20秒ほど息を吐くだけでその有害物質濃度の測定ができます。 禁煙により、息に含まれる一酸化炭素濃度が減少していきますので、毎回の測定結果を比較することで禁煙の効果を実感できます。

2. 通院

あとは、スケジュールに従って通院してください。毎回一酸化炭素濃度検査・内服の処方を行います。

3. 最終通院

12週間でプログラム終了です!再び喫煙しないように生活習慣の見直しなども行っていきましょう。


ご予約の際、禁煙治療を希望とおっしゃってください。

禁煙治療チェックリスト

以下の項目に当てはまる方は、禁煙治療で健康保険などが適応になります。早速、チェックしてみましょう!
※当てはまらない方でも、自費で治療ができますのでご相談下さい。

  • 一ヶ月以内に禁煙したいと思っている
  • 医師から受けた禁煙治療の説明に同意
  • 1日の喫煙本数 × 喫煙年数が200本以上
    (※2016年4月より35歳未満にはこの要件がなくなりました。)
  • ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
    (下の表でyesの項目が5つ以上ある方)

ニコチン依存症診断テスト

質問
Q1自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
Q2禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
Q3禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなく なることがありましたか。
Q4禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。 イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、 胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加
Q5Q4 でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
Q6重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
Q7タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
Q8タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことが ありましたか。
Q9自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
Q10タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

いかがでしたか?上記のCheck1,2,3に当てはまり、Check4の項目に5つ以上該当すれば健康保険などが適応になります。