新型コロナウイルス感染症検査
新型コロナウイルス感染症の感染状況を調べるPCR検査と、感染症に対する抗体の有無を調べる抗体検査を提供しています。
- PCR検査:電話予約
- 抗体検査:ウェブ予約(外来)
PCR検査
新型コロナウイルスの遺伝子が含まれているかを調べる検査で、検査時点での感染状況が分かります。
- 当クリニックの検査結果で陰性であった場合でも(PCR検査と同様に)一定の割合で偽陰性(感染しているのに検査で陰性と出てしまう事)が認められる場合があります。
- 新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合には、お近くの保健所にご相談ください。
検査対象
「無症状」かつ下記に該当される方
- 出張などで海外渡航や国内の移動の予定がありPCR検査の結果証明が必要な場合
- 感染リスクの高い(重篤になる可能性が高い)方との面会等の予定があり新型コロナウイルスの感染確認が必要な場合
検査費用
33,000円(税込) 当院書式「結果証明書」1通付き
- 別途渡航証明等が必要な場合は1通当たり11,000円(税込)となります。
結果証明書作成について
日本語・英語どちらかの結果証明書1通(当院書式) | 無料 |
---|---|
2通目以上(当院書式) | 1通3,300円(税込) |
当院書式以外の情報を含む結果証明書 | 1通11,000円(税込) |
検査方法
採取した「唾液」にて検査いたします。検査の精度をより高めるため、検査1時間前からうがいや飲食、歯磨きはお控えください。
検査結果のご連絡
検査後2〜3日後に検査結果と結果証明書1通(当院書式)をご来院時または郵送にてお渡しいたします。
予約方法
完全予約制です。お電話にてご予約を承っております。
抗体検査
新型コロナウイルス感染症に対する抗体を持っているかどうかを調べる検査です。当院では、「過去の感染の有無を調べる」抗体検査と、「ワクチン接種後の抗体の効果を調べる」中和抗体検査、その2種類をセットにした3つの検査をご提供しています。
- 現在新型コロナウイルスに罹っているかどうかを診断するものではありません
- 抗体検査をコロナウイルス感染症の確定診断に用いることはできません
- 抗体が陽性になる期間は短い可能性があります
検査対象
症状のない方が対象です。PCR検査や抗原検査と違い、今感染しているかを診断する検査ではありません。
検査費用
検査名 | 検査対象 | 外来受診価格(税込) | 人間ドック・健康診断オプション(税込) |
---|---|---|---|
抗体検査 | 過去の感染の有無 | 4,400円 | 3,300円 |
中和抗体検査 | ワクチンによる抗体の効果 | 5,500円 | 4,400円 |
抗体検査2種セット | 過去の感染の有無 + ワクチンによる抗体の効果 | 7,700円 | 6,600円 |
抗体検査の種類
抗体検査
ウイルスのヌクレオカプシド蛋白(N)を抗原としています。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染があったかどうかを判断するのに使用します。
中和抗体検査
中和抗体とは、ウイルスに結合し、ウイルスが細胞に感染する機能を邪魔する(中和する)抗体です。スパイク蛋白(S)に対する抗体がそれにあたります。中和抗体を測定すると、ワクチンが効いたかどうか、ウイルスに対する防御力がどのくらいあるかどうかを測定できます。
検査方法
採取した「血液」にて検査いたします。当日のお食事制限などはございません。
検査結果
約1週間後に、検査結果報告書をご指定のご住所に郵送いたします。
予約方法
下記の外来の予約フォームからご予約ください。
検査についてよくある質問
- PCR検査の結果が陰性の場合、感染していないと言えますか?
PCR検査で陰性の結果が出た場合、検査時点でウイルスが検出されなかったことを意味します。ただし、感染初期や検体の採取方法が適切でない場合などでは、偽陰性の可能性があります。
- PCR検査を受ける適切な時期はいつですか?
感染が疑われる症状が出てから速やかに受けることが推奨されています。また、濃厚接触者として特定された場合や、医療機関からの指示があった場合にも検査を受ける必要があります。
- PCR検査の精度はどの程度ですか?
100%の精度ではないため、検査結果だけでなく、症状や濃厚接触の有無などを総合的に判断する必要があります。
- 抗体検査を受ける適切な時期はいつですか?
感染から2~3週間以上経過した後に受けることが推奨されています。感染初期では、抗体がまだ十分に作られていない可能性があるためです。
- 抗体検査の結果が陽性の場合、再感染のリスクはありますか?
抗体検査で陽性の結果が出た場合でも、再感染のリスクがあります。新型コロナウイルスに対する免疫の持続期間は、まだ明確になっていません。また、ウイルスの変異によっては、既存の抗体では十分に対応できない可能性があります。