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赤城一郎医師の研究が米国の専門誌『Biochemical and Biophysical Research Communications』に掲載されました
当クリニック消化器科 赤城一郎(医師/医学博士)と、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学講座で実施している食道扁平上皮がんのマイクロRNAに関する研究が、米国専門誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」(2018年5月25日付)に掲載されました。
【研究名】
「MiR-141-3p は食道扁平上皮がんにおいてPH Domain Leucine-Rich Repeat-Containing Protein Phosphatase 2 (PHLPP2)を標的とし、発がん経路であるPI3K-AKT pathwayを制御している」
食道扁平上皮がん細胞株と正常の食道扁平上皮ヒト細胞株のマイクロRNAレベルを比較・検討し、下記のような結果が示されました。
「miR-141-3p」は大腸がん、前立腺がん、乳がんのバイオマーカーとしての可能性を報告されているが、食道扁平上皮がんにおいても新しいバイオマーカーとなる可能性が示唆されました。これらの知見は、2019年に米国アトランタ州ジョージアで開催される米国がん学会(AACR Annual Meeting 2019)において発表される予定です。
※当ページの内容は「2018年6月5日」時点の情報です。