ガムピーリングとは
ガムピーリングとは、本来のきれいなピンク色の歯ぐき(歯肉)に戻すための治療法で、レーザーや薬品を用いて行います。
歯ぐきの黒ずみの原因として、喫煙や力みすぎた歯磨き、口呼吸の習慣などが挙げられます。これらはメラニン色素を沈着させることで、歯ぐきの黒ずみを引き起こします。
薬剤除去(ケミカルガムピーリング)
ケミカルガムピーリングとは、フェノール剤という薬品を歯ぐきに塗ることによりタンパク質変性作用を起こし、皮膚の表面組織とともに沈着したメラニン色素を取り除く方法です。
ケミカルガムピーリングの流れ
1. 歯肉の洗浄・消毒
汚れの除去や消毒を行います。
2. 表面麻酔
フェノール剤に刺激があるため、歯ぐきに麻酔を塗ります。
3. フェノール剤の塗布
歯ぐきの色素沈着している部分にフェノール剤を塗ります。
4. アルコール剤による中和
白濁した部分にアルコール剤を塗り、フェノール剤を中和していきます。
5. 水洗い
仕上げに水洗いをして完了です。
注意点、よくある疑問
Q:ケミカルガムピーリングを受けられない人はいますか?
A:使用する薬剤(フェノール剤やアルコール)にアレルギーがある方は受けられません。
Q:妊娠中なのですが治療は受けられますか?
A:妊娠中でも影響はないと思われますが、実証されたデータはないので出産後の治療をおすすめします。
Q:何回ほど治療が必要なのでしょうか?
A:一度の治療で済む方が多いですが、メラニン色素の沈着がひどい場合は複数回の治療が必要になることがあります。
Q:治療に痛みはありますか?
A:表面麻酔を行いますが、個人差でひりひりとした痛みを感じる場合があります。
施術後は違和感が続く可能性があります。
Q:効果はすぐに出ますか?
A:通常1~2週間程度できれいな歯肉になります。
施術後、歯肉に白い膜が張りますが3~4日ほどで自然とはがれ始めるためご自身ではがさないようにお願いします。
Q:治療後に注意することはありますか?
A:刺激の強い食べ物(辛い物、塩分の強い物)や喫煙はお控えください。
喫煙した場合、再度色素沈着する可能性があります。またブラッシング時に出血する可能性があります。歯肉をブラシでこすらないようご注意ください。
金属による色素沈着について
歯科治療では、差し歯や被せ物に金属が用いられることがあります。こうした金属は、長期間経過すると溶け出してしまい、歯ぐきを変色させる場合があります。このような色素沈着はガムピーリングで取り除くことはできません。
メタルフリー治療により、色素沈着の原因となる金属の使用を避けることで、黒ずみなどを予防することができます。
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